コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!
5店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ
時代に求められる企業風土とは?
多様性と生活習慣の変化と、情報化社会の、ど真ん中にいる今、
企業風土も変化をしていかなくてはいけません。
企業風土とは、
私たち美容室業界でも、
私たち美容室業界でも、
会社や経営者の考え方や資質、価値基準などが、
そのまま、社内の風土や文化として浸透していきます。
そのまま、社内の風土や文化として浸透していきます。
では、社長の考え方や資質、経営方針を、
時代と共に進化させていかないといけないのですが、
時代と共に進化させていかないといけないのですが、
そもそも、そこに気づいていないと、変えることはできません。
そして今後は、
時代の流れに沿って、会社の中に変革を起こし、
企業風土を築いていく企業が、
生き残っていくのだと思います。
時代の流れに沿って、会社の中に変革を起こし、
企業風土を築いていく企業が、
生き残っていくのだと思います。
では、どのようにして、
これからの時代に求められる企業風土を築いていくべきなのか。
これからの時代に求められる企業風土を築いていくべきなのか。
そして、どんな環境が求められていくのか。
私が思うには、以下の3つがポイントではないかと思います。
- インクルージョンマネージメント
(強みを活かし合うチーム作り) - 働き方改革
- 視座を上げていく育成の風土づくり
一つ一つお話をしていきます。
インクルージョンマネージメントとは?
まずは、『インクルージョンマネージメント』とは何か?
チーム一人一人の個の強みを活かすということです。
今までのような組織体ではなく、
『個の集団』のようなチームを作ることです。
『個の集団』のようなチームを作ることです。
今までのような、縦割り社会ではもう通用しません。
縦割りとは、トップである社長がいて、
次に専務、部長に課長、係長で平社員
上から順番に指示命令が降りてくる。
次に専務、部長に課長、係長で平社員
上から順番に指示命令が降りてくる。
出世をするには、上に気に入られることが最大の条件。
下のものから意見を通すには、
いちいち申請をしてハンコと許可をもらう。
いちいち申請をしてハンコと許可をもらう。
こんなことをやっていては、
いくら素晴らしいリソースを持っていても、
流れの早い今の時代では、
すぐに、ライバル企業に先を越されてしまいます。
いくら素晴らしいリソースを持っていても、
流れの早い今の時代では、
すぐに、ライバル企業に先を越されてしまいます。
縦型ではなく、円を描くように、それぞれが個の強みを活かして、
スペシャリストの集団となり、
独自の判断と決済で速やかに行動し、
常に連携やコミュニケーションが取れて、情報交換が素早く、
行動と改善が繰り返される構造ですね。
スペシャリストの集団となり、
独自の判断と決済で速やかに行動し、
常に連携やコミュニケーションが取れて、情報交換が素早く、
行動と改善が繰り返される構造ですね。
その為に、個の強みを明らかにする必要があります。
そして、人には必ず何らかの強みが存在しています。
そこに集中して伸ばして行く方が早いですね。
企業の構造を、改めて見直していく時ではないでしょうか。
働き方改革を考える
次に『働き方改革』です。
美容師さんは頑張り屋さんが多い気がします。
しかし、場合によっては、
頑張ろうとすればするほど、
長時間働いてしまう傾向があります。
頑張ろうとすればするほど、
長時間働いてしまう傾向があります。
特に、中途雇用やパートさんなど、30代以上の美容師さんは、
昔ながらの働き方を知っている世代です。
昔ながらの働き方を知っている世代です。
しかし、その世代以降は、子育てや家庭を持っている方が多いです。
やりがいや、意欲が湧いてくると、
頑張ろうとすることは良いことですが、
頑張ろうとすることは良いことですが、
『時間を長く働くこと=頑張っていること』
になっては、美容師の働き方を変えることはできません。
例えば自社で、
早期育成と、スタイリストが売上を作れる仕組みを用意して、
やりがいのある環境を作ったとしても、
16時までの勤務に対して、時間の意識を持たず、
早期育成と、スタイリストが売上を作れる仕組みを用意して、
やりがいのある環境を作ったとしても、
16時までの勤務に対して、時間の意識を持たず、
ついつい残業をしていては、意味がないのです。
生産性が下がるだけです。
そして、それで売上を上げられたとしても、
結局労働集約型の働き方からは、脱却できません!
結局労働集約型の働き方からは、脱却できません!
働き方改革の大前提として、
『人時生産性』と『稼働率』を高めていく必要があります。
『人時生産性』と『稼働率』を高めていく必要があります。
決めた時間内に、どうやって売上を上げていくのか。
時間単価の高いお客様で、2カ月先までご予約が埋まれば、
残業などしなくても、売上を担保できます。
年に数回、長期休暇も取れます。
有給だって、たくさん消化して頂けます。
有給だって、たくさん消化して頂けます。
これらは、経営者が事業設計をしていかなくてはいけません。
労働環境の改革は待ったなしです!
地域ナンバーワンの労働環境を作りましょう!
視座が高い社員づくり
そして最後に、『視座を上げていく育成の風土づくり』とは?
視座を上げるとは、物事を認識する立ち位置のことです。
社風や企業文化を浸透してく為には、「目的の共感」が必要です。
社員をトップダウンで、指示命令で、動かす時代ではありません。
その会社がどこを目指しているのか?
何の為に、この事業は展開しているのか?
こういった事業目的を明らかにして、
それが、社会や世の中や地域に貢献する目的であればあるほど、
多くの人の共感を得ることができます。共感が人を集めます。
それが、社会や世の中や地域に貢献する目的であればあるほど、
多くの人の共感を得ることができます。共感が人を集めます。
経営者はより資質を高め、全体最適な思考で事業と向き合い、
発信をしていかなくてはいけません。
発信をしていかなくてはいけません。
また、Z世代と言われる20代の若者たちは、
モノや情報に溢れた時代に育ちました。
モノや情報に溢れた時代に育ちました。
物質的欲求は、昔と違いとても低いです。
ではどんな欲求があるのか?
マズローの欲求段階で言えば、
アイデンティティーや承認欲求の段階です。
アイデンティティーや承認欲求の段階です。
物質的条件だけでは、反応しません。
目的や共感、社会性を求めている傾向があります。
だからこそ、私たち経営者はそこへ訴えることができる
発信力が必要です。
そして、社員の方々に視座を高める環境を提案することが必要です。
視座が高まれば、経営者が言っていることに共感する人材が育ちます。
『なるほど! 社長が言っていることは本当にその通りだな!』
と、理解し始めます。
と、理解し始めます。
視座が違えば、見えている景色が違います。
視座が低いと、目の前のことや、自分のことしか見えていません。
視座が低いと、目の前のことや、自分のことしか見えていません。
視座が高くなるにつれて、全体このこと、人のこと、
会社や社会のことが見えるようになります。
会社や社会のことが見えるようになります。
そうすると、話が早いです。
そして、企業内人材育成では、
いかに、若い人にもわかりやすく、
いかに、若い人にもわかりやすく、
理解できるように伝えるかが大切です。
丁寧に、何度も、何度も、伝える覚悟が必要です。
こういった学びは、一度や二度言って理解できるものではありません。
日常の実体験と照らし合わせて、腑に落ちていきます。
この原理原則を学ぶ環境を作り、
シンプルな考え方を、シャワーを浴びるように、
何度も聞いて、少しずつ理解をしていきます。
シンプルな考え方を、シャワーを浴びるように、
何度も聞いて、少しずつ理解をしていきます。
なるべくわかりやすく、承認をしながら。
そうするうちに、若い社員さんの、視座は少しずつ高くなり、
企業風土は変わり始めます。
企業風土は変わり始めます。
少しでも、視座の高い社員が育てば、
会社は、熱を持ち、スピードが上がり、一気に前に進み始めます。いかがでしょうか?
会社は、熱を持ち、スピードが上がり、一気に前に進み始めます。いかがでしょうか?
この3つのキーワードを、自社と照らし合わせてみて、
必要に応じて、アップデートしていくといいでね。
必要に応じて、アップデートしていくといいでね。
そして、自社の企業風土を作り込んでいくのか?
ここを考え実践していくことが、
私たち経営者に今、必要なことではないでしょうか。
ここを考え実践していくことが、
私たち経営者に今、必要なことではないでしょうか。