コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!
5店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ
たった200年で急速に進化した世界
時代の変化の象徴とも言えるものは、「インターネット」の世界だと思います。
iot(インターネットオブシンクス)で世界の至る所がネットでつながり、
AI(人工知能)やロボットが進化を遂げて、
世界はとても身近になりました。
そして今までの常識は一変をしました。
人類は産業革命(1760年ごろから)を期に、進歩発展を遂げたと言われています。
それ以前は、電気はなく蝋燭で火を灯し、
車や機関車はなく、人は馬に乗り移動をし、馬や牛に貨物を引かせ、
外国とは国交などなく、異人だったわけです。
産業革命以降に、化石燃料は使われるようになりました。
石炭、石油、天然ガスといった地球に太古から存在する地下資源(天然エネルギー)は、
人類の手によって、たった200年程度で使い切ろうとしています。
その代償として、地球は温暖化によって生命を危ぶまれています。
2045年には、『シンギュラティ』と言われる時間帯を迎えます。
人工知能AIが、人間の知能を上回るタイミングらしいですね。
詳しいく言うと、人間の脳と人工知能の臨界点(同レベル)をシンギュラティといい、
そこを起点に、人工知能は加速度的に進化を遂げるらしいです。
いかがでしょうか?
誰でもメーカーになれる!
つまり、私たちを取り巻く世界は、加速的に変化をしています。
そのど真ん中にインターネットは存在していると思うのです。
企業の在り方や考え方も、
モノを売る為の戦略も、
雇用の考え方とやり方も、
人とのつながり方も、
全てがこの進化の渦の中にあります。
つまり構造が変わってきています。
顧客を集め、情報を発信し、購入とリピートに導き、
製品を考え、開発し、世に売り出すことも、
今までと違い、
より早く、よりローコストで、よりダイレクトに展開ができるようになりました。
中間業者や、コンサルや、大手企業の力を必要としなくても、メーカーはできます。
つまり、ここでいう「メーカー」とは、
売りたいものを売るのではなく、
市場で必要とされているもの、
人の困りごと、求められているものを、
大手メーカーでなくても、一般の人(ここでは美容室)が考え、開発し、
ダイレクトに市場(対象顧客、エンドユーザー)に販売し展開することができるということです。
多くの人を雇い、会社の社員数を増やし、各部門ごとに人を配置しなくても、
精鋭部隊(コアメンバー)でチームを作り、
世界中にいる、自分に足りない知識や経験を持った人と、
インターネットを通じて繋がることができます。
そこでは、雇用という形ではなく、
同じ土壌で、互いの持っている知識や経験や情報を持ち寄り、
同じテーマのもとで、
それぞれのいるステージにおいて実践した研究成果を共有しながら、
相手の研究発表を聞くことで、さらに自分の課題に対してのヒントとなり、
今までの自分になかった発想が頭の中で広がっていきます。
集合天才を生み出すコミュニティ
まさに集合天才
まさにワールドカフェのリアル版であり、
インターネットの中で”ワールドカフェ”が世界中で展開できます。
これこそが、現代版のコミュニティであり、コモンズであると感じます。
顧客を巻き込んだコミュニティが事業発展の鍵となるかもしれません。
そして、経営や事業展開、雇用や財務管理など、
今の時代に合わせた発想と仕組みで、構造を作り変え、
場を作り、人を集め、
まさに「ラボ(研究室)」を通じて互いが情報と経験知を出し合い、
発想を広げていくことが必要です。
誰かこれについて詳しい人いませんか?
どなたか、この技術研究している方いませんか?
など、それぞれが得意分野を発表できるようになることが理想ですね。
一人の一方通行の発信では限界があります。
一人だけの知恵や経験や能力では限界があります。
知恵(アイデア)と経験値を共有し広がる発想を元にそこに集う方の事業も発展する
企業の在り方や雇用の考え方、事業の広げ方
ここに、これからの時代の重要な視点があると思いませんか?
『唯一の価値』に再現性を持たせる
「労働集約型」の働き方、店舗経営、
時間と人の問題が大半の業態だからこそ、
時代に沿った考え方を身につけなくてはいけません。
そして、
「ハサミを持って仕事をする職人稼業だから、ロボットでは代用できない!」
と思いすぎないことですね。
属人的は確かに「価値」ですが、その属人性をどこまで追求しているのか?
属人性を語りながら、拡大を目指している人ほど、仕組み化ができていません。
ここがとても重要で、
だからこそ、
デジタル化、システマチック、「再現性」が必要になりますね。
再現性と生産性です。
そしてマーケティングコンセプトです。