美容室の生産方式は?

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コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

日本製の自動車がなぜ世界No.1になれたのか?

日本の自動車産業と外国の自動車産業の違いとは?

昔は、海外製の車といえば、非常に故障が多かった。

ステータス感はあったが、頻繁に故障をするイメージがありました。
その点、日本製の自動車は性能がいいと世界でもトップの定評がありました。

今は、海外製の自動車でも昔ほど故障が多いというイメージはありません。

 

その昔はなぜ故障が多かったのか?
ある本を読んだときにこんなふうに書いてありました。

車一台を作るのに、様々な部品が使用されており、
その部品一つ一つは、たくさんの工場、海外などから取り寄せをしていた。

多くの下請けや海外からのサプライチェーンで成り立っていた。

1台を製造するために、数百種類の部品を使用して、組み立てて製造をする。

今と違いコンピューターシステムが今ほど精度が高くない時代、
当然、工程の様々な部分でミスが起こりやすく、欠陥箇所が発生しやすい。

一点もミスなく製造されることの方が稀であったといいます。

 

手作業と、多数の部品と、取り寄せなどによる工程でのミスをが起こしやすかったそうです。

そんな時代に日本の自動車メーカーは、工程の中のどの部分にミスが起こりやすい箇所があるのか?

要因はどこにあるのか?

効率化させるためには、どこに問題があるのか?

などを細やかに検証をし、プロセスの管理体制と効率化、
ミスが起こる要因を解決させるための検証を、
なん度も繰り返して、生産性の高い工程方式を構築していったそうです。

トヨタの生産方式などは有名です。

 

何度も現場で実践をして、修正箇所を発見し、そこを改善しながら、
工程上にミスが起こりにくく、効率的に生産ができる仕組みを作り出しました。

それは、日本の自動車メーカーが世界中に「日本の自動車は品質が高い」というジャパンブランドを
築き上げるきっかけとなリました。

 

美容室でのお客様の満足度を上げる為に!

美容室の仕事にも通づる部分があります。

  • スタイリストや担当によって仕上がりやクオリティに差が生じやすい!
  • 担当者が辞めてしまうと、別の人では同じものが提供できない!
  • 辞めた担当者について、新しい店にお客様が移ってしまう!
  • 行く度に、満足度が違う(担当したスタッフによって)!
  • 伝えたことが、担当する全てのスタッフに伝わっていない!
  • 感覚的なやり方が多く、安定したサービスを供給できていない!

いかがでしょうか?

美容室も、
ミスがなく、安心して頂きご満足頂き、信頼を勝ち取る為の、課題があります。

 

どうしても、個人の仕事になりやすく、
先輩やオーナーから学んで育つ、教育型産業なのですが、
仕組みやマニュアル化があまりできておらず、
できるスタッフが辞めてしまうと、お客様も離れていき売り上げも下がってしまう傾向があります。

しかし、それでは安定した経営とはいえません。

 

お客様に安心して通い続けてもらうために、
離職が多く、頻繁に担当者が変わる業界だからこそ、
サロンが取り組まなければいけないことは、

いつでも同じ品質の「技術」や「サービス」、「仕上がり」や「時間」
を提供できないといけません。

その為に、
オペレーション(流れ)・サービス・技術
を、仕組み化し誰でも同じ品質でお客様に提供できるレベルまで仕上げる必要があります。

これは、スタッフへの教育ではなく
経営者サイドの、サロンブランド戦略として取り組むべき案件だと思います。

仕組み化をし、何度も検証重ね、短時間で高品質なサービスを常時提供できる為のオペレーション。

美容業界のデジタル化は、何も機械化させることだけではなく、

感覚的な仕事のクオリティを、高品質な状態で標準化させるものではないでしょうか?

その為に、何度も検証を重ねてみる価値はありそうです。

 

PS:誰もが同じ品質を提供できることが正しく、
その人にしかできないものでは良くないと、言いたいのではありません。

誰も真似できない自分だけの技術やサービスは属人的で価値があります。
それはそれで、必要なものです。

ここで言いたいのは、サロンブランドを考えた時に、
どこを標準化し、どこに差別化を図る属人的な強みを構築するか?

ということが大切かと思っております。

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人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み