コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!
4店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ
世の中の変化
世の中は、コロナを経験して一気に時代が変化をしました。
仕事の仕方、働き方にも大きな変化がありました。
会社に行って仕事をしなくても、テレワークで自宅から仕事を行う働き方が当たり前になりました。
会議や打ち合わせも、ほぼほぼ面と向かって会わなくても、zoomでオンライン会議や、オンラインでの打合せが
可能です。
とても便利ですよね。
今までは、移動に時間をかけて、現地で行っていたことが、自宅のパソコンの前にいて、会議や打ち合わせや研修に臨むことが出来るのですから。
これらのデジタルによる、様々な日常や働き方の進化は、当たり前の流れだったのだと思います。
それが、コロナをきっかけに、半ば強引なまでに世の中に広がり、デジタルが苦手な年配の方でも、
それらを受け入れ、活用しないとやっていけない状況になりました。
いい面、悪い面がある
業界や経営者同士の、団体や組織に加盟していると、定期的な会合や集会もあると思います。
コロナ禍で、以前のようなリアルな会合が出来ない時期が続くと、zoomなどでの会合になれてきます。
以前のような、移動に時間をかけたり、一日時間を拘束させたり、会議が終われば懇親会がワンセットなので、そこでの時間と労力を費やさなくなります。
これはこれで、効率的になってよいと感じる部分もありますが、やはり直接会って交流を持った方が、
お互いの熱量も伝わり合えるし、「やっぱりリアルの会議が盛り上がるよね~」っていう人が大半ではないでしょうか?
では、コロナが収束化したら、元のような形に戻すのでしょうか?
移動時間をかけ、話し合いの時間をほぼ一日設け、懇親会でお酒を飲みながら現実から少しの間目を背ける。
それはそれで、活力にもなり、気持ちが前向きになることも出来ると思うのですが、
以前と同じ形で、やりつづけることは、ほぼ時代に逆行することになると思います。
しかし、世の中が全てデジタルの中で完結させることは、確かに健全ではないと感じます。
やはりコミュニケーションとは、リアルに会った時に、言葉だけでなく、空気感や相手の表情や、その場から沸き立つエネルギーなどを感じることで、共感し合える部分はたくさんあります。
未来からのバックキャスト
必要なことは、時代が変わり進化している部分は素直に受け入れて、本来デジタルで補えない部分は大切に、時間をかけて継続していく。
そのバランスと、仕組みが大切だと思います。
そして、時間軸を俯瞰的に感じると、時間と言う直線だけであれば、それに沿った変化を受け入れていけばいいのですが、時間軸には、時間と言う横線に、「外部環境の変化」という縦線が入り混じってくるように感じます。
つまり、時間は流れるのですが、時代や環境の変化、
災害やウィルス、戦争や飢餓、温暖化、人口減少、世界では人口爆発、家族のことや、自分の病気など
突然の環境変化や、自分ではどうすることもできない世の中の変化が、時間と言う軸の中に入り組んできて、
目まぐるしく自分の周りの状況を変えていきます。
特に今はテクノロジーの進化と、地球温暖化と人口が80億人を超えるという状況ですから、
変化の渦のど真ん中にいるようなものではないでしょうか?
だからこそ、昨日まで上手くいっていたやり方が、今日上手くいくとは限らなくなっているのです。
この変化のスピードが今、めちゃくちゃ早いのです。
しかし多くの方は、やはり、以前のやり方から完全脱却をすることに抵抗を感じている方が多いのではないでしょうか?
私たちは、この時代の流れを読み解き、それに対する備えをしていかなければいけません。
そして、それに伴う新しい陣形を整えて、仕事やライフスタイルに活かしていく事が大切だと思います。
受け入れるもの、捨てるもの、守るものが決まっているか?
話を少し戻しますが、例えば時間の感覚が依然とは変わってきています。
若い人たちの時間の感覚と、私たち世代(アラフィフ世代)の時間の感覚ってものすごくズレがあるのではないでしょうか?
若者は、時代の流れが速い現代で育っていますので、物事に対して柔軟性もあり、多様性もあります。
自分以外の価値観に対しても、必要以上に違和感を感じていません。
また、昨日の正解がずっと正解だなんて思考は持ち合わせていないと思います。
終身雇用の時代は終わりました。 副業も当たり前です。 習い事はすべてオンラインで学べます。
そして、だれとでも(国を超えて)オンライン上で出会う事も出来ます。
今必要なことは、私たちもこの現実と向き合い、中年世代である私たちこそが、こういった感覚で仕組みを作り直していく必要があると思います。
会社や組織の中にある、仕組みを再構築するのです。
時間や移動に手間暇をかけなくても済む、デジタル化できるものは全て見直し、
逆に、リアルな場で交流を持ち、コミュニケーションを通じて共感し合える時間は、
しっかりと取っていく事が必要です。
仕組みとやり方を変えてみる
無駄を省き、本当に必要なところに時間をかけていく。
そして大切なことは、時間と言う概念がシビアになったからこそ、以前まで当たり前にしていた時間の過ごし方を、今一度見直す必要があります。
会議であれ、仕事の内容であれ、今やっていることが本当に、未来のゴールに対して直結するべき時間になっているのか?
この時間は、デジタルで処理できないのか?
やり方を変えれば、もっと効率的に全員に通達することは出来ないか?
この時間を使わなくても、賄える案件ではないか?
たくさん、やり方を変えていく事によって、本来(本質)の求める成果に一気に近づくことが出来ると思います。
柔軟に、俯瞰的に、そして多様的に、
仕組みを見直し、時間の感覚をみなおし、効率的にすることで、空いた時間を大切な人との時間に充てることが大切だと思います。