他店と差別化する為に無形資産を築く

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コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

5店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

個人店が圧倒的に勝ち続けるためには?

今、日本では『円安』が加速しています。
そのせいもあって、
様々なところで、”値上げ”が起こり、家計を圧迫しています。

化石燃料や小麦など、海外からの輸入に頼る製品は軒並み価格が跳ね上がっています。

このインフレ状態は当分続くかもしれません。

例えば、
個人の靴屋さんは靴を作る原料に石油が使われていることもあり原価が上がり
大手と比べて、思い切った値上げができないと、
たちまち事業が苦しくなってしまいます。

個人店では、商品を値上げをしたいけど、
大手のように思い切ったことがなかなかできない。

価格競争になると、やはり優位なのは大手になります。

苦しくなった小売店は、収入が減り、副業を考えるか、店を閉めるか、
そんなことが頭をよぎるかもしれません。

小売店、個人店は、
有形資産である製品や技術を販売していると、
他店との違いはほとんどなく、価格が選択肢の大きな要因となります。

しかし、
先にも述べたように、価格競争では大手には絶対に勝てません。

どう他店と、価格ではない部分で差別化するかが大切です。

市場の価格が値崩れを起こせば、苦しくなるのは小さな個人店です。

市場シェアの大半をしめている大手に
価格の主導権はあります。

景気が悪くなったり、原料の価格が高騰したり、
市場が、激しく変化を起こす時ほど、

製品のような有形資産を扱う企業は、自店独自のオリジナルサービス

つまり、無形資産を築くべきです。

製品+αのサービス

当店オリジナル

他店が真似ができない、大手が真似できない付加価値サービス

これらを、自店の強みやリソースを活かして築き上げます。

接客接遇でも、オリジナルサービスでも、
視点を変えた新しい価値でも、

自店独自のものです!

価格競争に巻き込まれないサービス作り

スターバックスコーヒーのコンセプトは『サードプレイス第三の場所』です。

家庭でも職場でもない、自分だけの少しの時間を過ごせる空間
という、店内の世界観を売っています。

コーヒーを売っているのですが、味で勝負をしていません。
もちろん、美味しいコーヒーや品数豊富なドリンクが楽しみの一つでもあります。

しかし、それ以外に
他のコーヒーショップではなく、
スターバックスコーヒーでないといけない理由は、
あの店内の空間の世界観ではないでしょうか?

合間の時間に、気分を変えて集中して仕事ができる空間、

友人とティータイムを過ごしておしゃべりをするおしゃれな空間、

そこにスタバならではの価値があります。

これはまさに、スタバが保有する無形資産であり、
これ自体を、コンセプトウリにしています。

他のコーヒーショップではなく、
スタバを選択するに至る、大きな理由なのです。

美容室でも、技術やメニュー、スタッフ力に他店との違いが感じにくいのであれば、

やはりお客様は価格や利便性でサロンを選びます。
そして、
近くに新しいサロンができれば、時にはそちらに目移りしてしまいます。

しかし、プラスαで、
自店にある強みを活かした無形資産(付加価値サービス)を築き、
それをお客様に提供することで、

他店との違いが生まれ、それらが選ばれる理由となります。

特に飽和した業態・業界では、

価格競争に巻き込まれない、
安売りや値引きをしなくてもいい、
事業構築が必要です。

ましてや、値上げをしてでもここで買いたいと感じさせることができる
「価値」を提供することが大切なのです。

自店にある無形資産をサービスとして作り込みましょう。

他店に負けない「圧倒的優位性」を生み出すために。

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人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み