コロナ禍でも人時生産性2倍！ 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信！
4店舗の美容室経営者：川崎元晴ブログ
職場に必要なのは、ルールやマニュアル
職場や、チームにはルールやマニュアルが必要だと思いますか？
それとも、メンバーの個性を活かす為に、そのようなものは極力無くし、自由にやらせた方が良いでしょうか？
どちらが正解かは、決められるものではありません。
その職場が目指す理想の状態によるからです。
しかし、働く社員が安心して働くことが出来、信頼関係を強く結んでいく為には、
ルールやマニュアルは、ある程度必要なことだと思います。
しかし、弊社もそうでしたが、美容室の現場では、意外と様々な部分でアバウトにしてしまっていることが多いのではないでしょうか？
そして、個性に任せると言った言い分で、社員任せになり過ぎている部分も、あるのかなと感じています。
あまりにも、属人的になり過ぎてしまうと、
優秀な人材ほど、あるタイミングで離れていき、
逆に、主体的でない社員は、不安や劣等感から業界から去っていくケースも増えてきます。
ルールやマニュアルを現場に浸透させる難しさ
しかし、
職場などで何かとルールを設けると、
また、仕組みややり方をマニュアル化して、それを全員に徹底をさせようとすると、
多くの人は、縛られているとか、管理されているとか、否定的な声を上げる人がいます。
特に、美容師さんは多い気がします！
『自由が無い！』
『がんじがらめだ！』
『私の個性が死んじゃう～～』
みたいな…
そんなことで死なないよ～！って、思いますが…
でも、本当にルールやマニュアルって、そうしてしまうツールなのでしょうか？
時代と共に、職場の関係性を改めていく
時代は今、
これまでの私たちの、『常識』だったものを、
コロナウィルスという大波が、一気に流し去ってしまい、
大きく変わろうとしている転換期です！
私たちは、そんな時代の狭間に今、立っているのではないでしょうか。
だからこそ、会社や職場の在り方も、見直していかなければいけません。
まさに、社員一人一人の個性や強みを活かした組織が求められています。
そして、インクルージョンマネージメントが、どこの企業にも必要になってきます。
インクルージョンマネージメントとは、一人一人の強みを活かした、個の集団、集合知（集合天才）を目指したチームづくりです。
今や、会社が大家族主義だという時代は、終わりました。
社長や上司が、社員を子供のように扱い、育てていくという事では、時代の流れについていけなくなります。
今は世の中全体で、”ルールチェンジ”、が起こっているのです。
つまり、
一人一人が、目的や価値観に共感して、そこに集い、
一人で出来ないことをチームで達成する。
ここは、とても大切です。
その為に、
一人一人の”強み”が生かし合っていけるように、
今までの組織の在り方のような、人を管理したり、右向け右であったり、
同じ歩幅で前進するぞ❕的な考え方では、
成果が出にくくなっていきます。
それぞれが、それぞれの強みと特性を生かし、
役割を担いながら、自分らしく仕事に取り組み、
それが、一つの水流としてチームの中で、
早いスピードと、安定した供給量で、
流れが循環していくことが大切です！
だからこそ、
チームには、統一された”ルール”と、”マニュアル”が必要なのです。
もしこれらが、チームに無ければ、
個の強みが、集合知となり、集合天才となって、
最大の成果を発揮することは、おおよそ不可能です。
ルールやマニュアルは、思いっきり自分らしさを発揮する為のガイドラインとなる
つまり、真逆なのです！
ルールやマニュアルがあるから
安心して働けて、
自分のやりたいことが可能になり、
チームの中に流れる水流が、外部環境に影響を受けずに、
常に一定のスピードで、どんな時も循環してくれるのです！
そして、
これからの時代
外部環境が、今までの常識では計り知れないぐらい変わっていきます。
そんな中で、循環作用を起こしていく為には、
時代の変化に対応した、
仕組み化（システム化）が出来ている企業（チーム）だけが、生き残っていきます。
人を管理する時代は終わりました！
仕組みやシステムを管理することが、マネージメントに携わる方々の使命となります！
