時代の変化を読み解く

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コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

4店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

危機が迫った時は…

コロナウィルスが蔓延する前の環境と、今の環境では世界中が一変しました。
生活様式も、仕事環境も、それから市場におけるニーズでさえもです。

エンターテイメント業界やイベントの主催者、飲食関係、観光業などは特に、
今まで当たり前のように事業が成り立っていたことが、出来なくなっています。

それ以外の業界ですらも、少なからず何らかの変化が起こっています。

こういった災害や、思いもよらないトラブルにに見舞われると、私たちは、なんとかその時を凌ぎ、
持ちこたえて、乗り切ろう懸命になります。

もちろん、あきらめてはいけません。
そして、早くこの時が過ぎ去ってしまい、安定した時が戻ってきてほしいと願うはずです。

至極当然のことだと思います。

自己防衛本能とバランス

人間のDNAには、自己防衛本能が備わっています。
だから、危険を察知したり、回避する為にどうすればいいか?
安全な状態に戻す為に、どんな行動をとればよいかと考えることが出来ます。

しかし、この自己防衛本能が機能していなかったら、思いついたまま飛び出して、勢いづきますが、
大きな事故になる可能性も図り知れません。

身を守るための、生きるもの全てに備わっている大切な本能です。

しかし、これが強すぎてもいけません。
守り一辺倒で、前に進むべき時(タイミング)に、ブレーキがかかり過ぎて、チャンスを逃してしまう結果になってしまいます。

一歩踏み出すチャレンジ(アクセル)と、防衛本能(ブレーキ)は、バランスが大切です!

何か危機的状況に陥ると、身を守ることは大切です。
しかし、嵐が過ぎ去っていくのを、ただじっと待つのも危険です。
そして、その嵐が過ぎた後に、また以前の状態へ戻ろうとしてしまう事も、実は危険なことなのです。

嵐が過ぎた後、嵐が来る前とは、状況が変わっていることが多いです。

しかし、それなのに、嵐の前の時と変わらぬ行動をとり続けていると、
変化した状況に適応することが出来ず、また災害に見舞われたときに危険な目に合ってしまいます。

私たちは、常にその時の環境や状況に俊敏に適応していかなければいけません。
その力が、人間には備わっています!

常に、その時の状況を俯瞰的に観察し、新しい環境に適応して、変化を受け入れ、順応することが必要です。

過去に戻ろうとする

しかし多くは、”前の状態” に戻ろうとしてしまいます。

例えば、”コロナ前” の生活習慣にみんな戻りたいと願いますが、
しかしコロナ後の世界は、明らかに新時代、または別世界となっているのではないでしょうか?

私たちの日常は、少しづつ変わっていきます。
しかしそれは、全て不幸なことではないはずです。

テクノロジーは進化をしていきます。
不便さが少なくなり、健康寿命も長くなるのではないでしょうか?

そんな、変わりゆく流れの中で、
それを、感覚的に過去の状態に戻ろうとしてしまうと、『不具合』が起こります!

以前とは、環境が違うわけですから、当然昔のやり方をしていては、不具合が起こります。
しかし、それに気が付かないと、どうして以前のように、上手くいかないんだと、無駄なストレスを感じてしまうことになります。

ルールチェンジ

嵐が来たような、思いもよらぬゲームチェンジの瞬間。
変わった先の世界は、ルールも変わっています!

ルールチェンジが起こった世界では、以前の感覚ややり方をしていては、すぐさま通用しなくなり、
退場になってしまいます!
『あれ~、なんで昔みたいに上手くいかなくなったんだろ~?』って、
気が付かないで、悩んでいても、自分が損をするだけです!

まさにこれからは、コロナウィルスだけでなく、いろんな意味で大きくルールチェンジが起こります。

テクノロジー、デジタル、DXの進化で日常は大きく変わります。
様々な価値観も変化をしていき、市場のニーズも大きく変わります。

スマホやiPhoneが普及し始めた頃、多くの中高年は、それらを受け入れることが出来ませんでした。

YouTubeが世に出始めた頃、子供たちが将来の夢にユーチューバーを上げ始めた頃、私もそうですが、
多くの大人たちは、失笑したのではないでしょうか?

しかし、それらは今、当たり前のように世の中のど真ん中に来ています。
逆に利用していなかったり、知らないことの方が、おかしいと感じるはずです。

たぶん、これからもっと変化は起こるのではないでしょうか?

そして、おおよそ8割のひとが置いてきぼりになると言われています。

知ると知らないでは、見える世界が違います
無知は罪と言います!

今こそ、学びの時間を持ち、変化に順応して、
いまから、準備をしていく事が大切そうですね。

2割の、未来を予測し、適応できる先頭集団に入っていられるように。

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人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み