美容業界のジェンダーギャップ

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生産性100万の髪質改善サロンを展開
人が辞めない、採用に困らない、リピート率95%のビジネスモデル構築日記

 

“ジェンダーギャップ “という言葉をご存知でしょうか?

ジェンダーギャップ指数は、
その国の男女間の不平等の度合いを測るものです。

スコアが高いほど、男女間の不平等が少ないことを示します。

最近のランキングを見ると、
アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、
デンマークといった北欧諸国が上位を独占しており、
女性が首相を務め、
経済や政治のトップポジションを占めています。

この指数は、経済、政治、教育、健康などを考慮し、
4つのカテゴリーに分類されています。

残念なことに、
日本はアフリカの発展途上国に挟まれ、
116位です。

先進国の中で、日本は最も
ジェンダーギャップのスコアが低い国です。

政治や経済に男性優位の名残があり、
女性は結婚や子育てと両立しながら、
職場で困難に直面し続けています。

また、女性は仕事だけでなく
家事も担うことが求められるため、
固定観念やジェンダーバイアスが
このギャップの一因となっています。

従業員の大半が女性である美容業界においても、
育児のために退職した女性が復帰するのは難しく、
特に複数の子供を抱えている場合は、
その傾向が顕著です。

有給休暇や短時間勤務制度を
設けている企業もありますが、
サロンオーナー自身が、長時間労働のため、
そうした福利厚生を推奨しない場合もあり、
女性が仕事と家庭を両立させることは難しいのです。

また、美容室では、
お客様の仕事の都合に合わせて、
18時や19時まで営業する必要があります。

このようなジェンダー規範は、
目に見えないにもかかわらず、
女性のキャリア選択や労働条件に影響を与え続けています。

私たちが思っている以上に、
私たちが育ってきた環境や仕組みは、
まだまだ、子育てをしたり、家事をする女性
更年期を迎えた女性などからすると、
働きにくい環境なのかもしれません。

当たり前と思っている”バイアス”を外し、
美容室で働く環境も、抜本的な改革をしていく
必要があるのかもしれませんね。

サロンの生産性を上げて、
短時間でも売上を上げる仕組みを作り、

少しでも、年齢を重ねても働ける『仕事』に、
美容師という職業を改善していかなくてはいけません。

 

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