目的と目標はワンセットで考える!

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コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

5店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

目的を見失わない

「目的を見失うことが、最も愚かなことだ!」
と、聞いたことがあります。

人の行動には、必ず何らかの「目的」が存在します。

もし、目的もなく行動していることがあるとしたら、
それは、誰かの指示命令で、自分の意思とは関係なく、
行動を強いられているということですね。

それでも、
誰かに矯正させられている行動にすら、

”生きる為”とか、
”クビにならない為”とか、
”嫌われたくないから”

などの、
何らかの意識していない目的はあるはずです。

つまり、行動には何らかの目的があるはずです。

まずは、この目的を明確にすること、

そして、目的を忘れないことが大切です。

初心を忘れない!とは、最初の「目的意識」を見失わない
ということです。

目的意識とは、
「これをやりきって事業を拡大するぞ!」とか、
「がんばってダイエットしてスリムな体型になるぞ!」
のように、

目的を達成しようとする明確な自覚です。

目的意識が明確だから、行動に対してモチベーションが上がるのです。

そして、
目的意識を見失うことで、自然とモチベーションは下がります。

事業で成功者になる!とか、
ダイエットでスリムな体型を手に入れる!
といった、

目的を見失い、
行動することがいつの間にか目的にすり替わると、
やること(行動)に追われるようになります。

「今日もやらなければ」と作業のようになると、
モチベーションという感情は下がっていきます。

モチベーションを保つということは、
つまり、目的意識を見失わないということなのです。

目的達成には目標設定が必要

目的を達成するためには、明確な『目標』がないといけません。

目標とは、いつまでにどこまでいきたいかを数値で表すものです。

つまり、期限付き具体的目標でないといけません。

ここが、曖昧な表現であったり、具体的でなかったり、
具体的なんだけど、いつまでにという期限が設けられていないと、
全く意味がありません。

先ほどもお話ししましたが、行動には目的が存在する!

そして、目的が明確なのに、この目標設定が曖昧な方が
とっても多い気がします。

目標が曖昧だということは、
ゴールが明確でないマラソン大会に出場しているようなもので、
ゴールに到達する前に、途中でしんどくなり、
諦めてしまいやすくなります。

しかし、「目標」を定めることが苦手な人は多いです。

なぜなら、達成できなかった時に、自信をなくすのが怖いからです

本当は、自分に自信を持たせる為に、明確な目標設定が必要なのですが。

 

また、目標が誰かに定められたものになってはいけません。

それでは、”ノルマ”のように感じてしまうからです。
ノルマに感じると、行動に追われてしまい、目的を見失います。

自分が叶えたい目的に対して、
いつまでにどこまで到達したいかの”目安”を、
しっかりと数値化して、目標として定めます。

そうすることで、期限に到達できたのか、できなかったのかが、
はっきりと結果として現れます。

それに対して、到達できれば自信にもつながり、
やってきた行動が正解だったと確信を得ることができます。

また、未達であれば、やってきた行動をどう修正して、
改善させるかを考えます。

この、『考える』という習慣を身につけることで、
どんな壁にぶつかった時でも、
自力で突破できる自分を育てます。

 

目標が明確だからこそ、行動に対する答え合わせができ、
行動するごとに改善を繰り返し
必ずいつか目的を叶えることができるはずなのです。

そして、具体的な目標であるからこそ、
結果が明確に確認でき、

それに対して、「達成」か「未達」かで、

嬉しさや、悔しさの感情に触れ、

改善をする過程で「考える力」が身につき、
うまくいかなかった分、
到達できた時に「大きな自信」につながります。

そもそも、この過程があるから、
「達成意欲」が湧き上がり、
はじめの、目的意識を忘れることなく、
持続させることができるのです。

 

つまり、目的を見失わないためのコツは、
期限付き具体的目標を明確に定め、
工夫改善、仮説検証を繰り返すことです。

 

目標が定まっていないことに対する『リスク』は計り知れません。

目標が、具体的で期限付きで、数値化できていないことにより、
達成する確率は格段に下がってしまいます。

要は、
目的と目標は、きっても切れない縁なのです!

『モチベーション=達成意欲』の正体

そして、達成できた時に、大きな自信を得ることができます。

人の『成長』とは、
できなかったことが、できるようになることです。

できなかったことが、できるようになった時に、
人は成長実感を得ることができます。

自分の成長を感じると、人はもっと先に行きたいと感じるのです。

もっと上手になりたい。
もっと出来ることを増やしたい。

と、好奇心と欲求が沸き起こります。

これが、モチベーションです。

つまり、達成することで、成長を実感し、
成長実感を得ることで、次の目的が生まれ、
そこでまた、モチベーションが高まる。

この繰り返しで、自分達の未知なる可能性は開かれていくのだと思います。

そして、この過程は誰かに決められたものではなく、
自分の意志がないといけません。

どうなりたいか?
何を成し得たいか?

そこに、『目的』が生まれ、
それを叶えるために、
具体的期限付きの目標が必要となるのです。

最も大切なことは、

『目標設定』と、

そこへ到達するための

『プラン(行動計画)』です!

とにかく、具体的に、

とにかく、数値化して、

目標を『設定』し、行動を『設計』しましょう!

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人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み