会社の顧客は誰なのか?

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コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

4店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

ステークホルダー資本主義とは?

”ステークホルダー資本主義” って、ご存じですか?

ステークホルダーとは、企業活動に関わっている人々のこと。
お客様はもちろん、社員、銀行、メーカー、業者、関連企業などなど。
自社の事業に関わっている方々のことですね。
つまり、自社との『利害関係』にある方のことです。

そして、”ステークホルダー資本主義” は、今後トレンドになると言われています!

その、ステークホルダー資本主義の意味とは、

私達、事業を経営する立場のものは、
ステークホルダーに認められるような企業活動を行わなければいけません。
そして、全てのステークホルダーに、認められる企業活動をデザインする事こそを、
ステークホルダー資本主義というのだそうです。

お客様はもちろん、
地域の方に、必要とされる事業活動にしていかなければいけません。

また、銀行やメーカー業者、関連企業との繋がりの中で、
事業は成り立っていますから、
自社の利益だけでなく、
共にwinwinの結果になるように取り組まなければいけません。

関連するすべての人に、
喜んでいただける事業にすることが大切なのです。

そして、
そこで働く社員にも、感謝され、誇りに思われ、納得し、認められるような企業活動にしていかなければいけません。

事業に関わる全ての利害関係者のメリットを考える

しかしそれは、
一人一人に気を遣うという事ではなく、
顔色を窺えという事でもなく、
待遇を良くしろという事でもありません。

社員や関連する方々が、
会社と繋がっていることで、
誇りを持ち、
共感できる、
そして、働きやすい環境が提供されている、
そのような事業デザインにしていく事が大切だという事ですね。

 

こちらの画像を見てみても、
DXに抵抗を感じている40代社員に対して、
会社が、
デジタルに対して受け入れろ!
学習しろ!
取り組め!

と一方から投げかけるだけでは、
ついてこれなくなります。

現場では、
なぜ抵抗感があるのか?
何がそうさせているのか?
どのようになれば、やり易い環境を作れるのか?

を、企業側が考え、
工夫改善をして、提供することで、
問題が解決するように、
取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。

こういった視点に立つことが、
『ステークホルダー資本主義』だと、私は感じました。

最大の顧客は社員 会社が出来ることを考えてみる

現場で取り組みや施策に対して、
抵抗したり、苦手意識を持つ社員もいます。

そんな時に、
ついつい何とかさせよう、
何とか躾よう、
何とか出来るようにしてやろうと思ってしまいますが、

それも、時には必要かもしれませんが、

お客様と同様、
働く社員が、目的に向かって働きやすい環境を構築していく事も、
経営サイドの私たちの使命かもしれませんね。

その為に、
会社が目指している方向に対して、現場が上手く対応できない時など、
何がそうさせているのか?
要因は何か?
を、探り検証していく思考と感覚が必要なのではないでしょうか。

今後、このような視点も持ちながら、
事業に向き合っていこうと、
改めて感じました!

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人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み