お客様にはクライマックスと余韻を与える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

4店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

クライマックスと余韻を作る

お客様がサロンに、また来たいと思って頂く為に、
お店では、お客様満足を高める為に、お客様アンケートとることってありますよね。

例えば…
このような、アンケート内容にしました。

・来店時のスタッフの印象

・お店の雰囲気

・カウンセリング

・技術と仕上げあり

・清潔感

・会計時のスタッフの対応

 

など、お客様のサロン滞在時の場面に沿って、1~10点をお客様に採点してもらいます。

例えば、このような結果が出たとします。

・予約時の電話対応➞4点

・来店時のスタッフの印象➞7点

・お店の雰囲気➞6点点

・カウンセリング➞7点

・施術と仕上がり➞9点

・会計時のスタッフの対応➞10点

総合平均は、『7.2点』でした。

 

しかし、後日お客様に、別のアンケートなどで、
全体の印象(先日のご来店時のサロンの満足度は?)を改めてお聞きすると、
9点以上の評価を頂くことってあります。

 

印象に残る体験が、記憶に残っている

これ、どういうことかというと、

心理学では有名な法則なのですが、
人は特定の瞬間しか記憶しておらず、
それが満足度にも大きく影響するというのです。

要するに、クライマックスと最後の2つが記憶に刻まれるということです。

それ以外の記憶はほとんど残らないのです。

映画でもクライマックスとエンディングの瞬間が記憶に残ることが多く、
そこで面白いか、面白くないかを判断していることが多いのです。

 

サロンオペレーションにクライマックスと余韻が残るラストを演出する

私たちのサービスも来店から退店までのオペレーションの中の、
どの部分をお客様に感動してほしいのか?

どの場面で、どんなサービスを、お客様の記憶に残したいのか?

どんな言葉を伝えて、どんな体験をして頂き、どんな感動を提供できるのか?

クライマックスと、最後にお客様が求める最高の価値を提供するシーンを、
サロンのぺレーションの中で、しっかりと演出していくように、
仕組み化していくことで、
後日、やっぱりまたあのお店にいきたいなぁと、
記憶に残るものをお届けすることができるのではないでしょうか。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み