『問題』とは何か?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コロナ禍でも人時生産性2倍! 美容室の生産性を高め、美容師の働き方向上の仕組みを発信!

5店舗の美容室経営者:川崎元晴ブログ

問題があるっていいこと?悪いこと?

自分の問題は何か?
自分にとってマイナスなものは何か?
そして、その問題の 根源 はどこにあるのか??

常に、自分の問題がなんなのかを考えることが、
自分にとって、とても大切です。

もし日常の中でみなさんが、
いつも自分の思い通りにならないとか、
やっても成果に繋がらないと感じているとしたら、

それは、
どこかのタイミングで
向き合う(解決する)べき自分の問題に対して、
見てみぬ振りをしてき瞬間があったはずです!

それを、そのまま通過させ、
うやむやにしながら、いつの間にか自分でも気にならなくなり、
問題をただの風景に変えてしまったのです。

問題を通過させるな!

それはもう、すでに問題ではなくなり、
行きたい先(ゴール)への道筋を
塞いでいる大きな壁になっています。
だから、いきたい場所へいけないのですね。

 

例えていうなら、

私たちは毎日道を歩いています。
決まった道を、決まった距離で歩いています。

あるとき、いつも歩いている道の途中に大きな岩が落ちていました。

ちょうど歩く道を塞いでいます。
「誰がこんなところに岩なんか置いたんだ!」
と、あなたは怒っています。

誰がこんなことしたんだと、文句を言いながらあなたは、
体を横にしながらカニ歩きのようにその岩を避けて通りました。

ブツブツ言いながらあなたは先へと歩きます。

次の日、いつもの道すがら、
また同じ場所に岩がそのまま置いてあります。

「まだ、誰も撤去していないのか!一体いつまでこの岩をここに置いておく気なんだ!」
あなたは、怒り心頭です!

また、その日もブツブツ言いながら体を横にして避けて通りました。

普通に歩くよりも、歩数も増え、労力もかかり、時間もかかります。
しかし、次の日とも、その次の日も、
岩がなくなることはなく、
あなたは、ブツブツ言いながら
岩を避けて、無駄な時間をかけて通ります。

しかし、いつの間にかその岩を避けて通る道は、
気にならなくなってきました。
当たり前のように、手間ひまかけて通ることが普通になってきたのです。

そんなある日、さらに先の方でもっと大きな岩が道を塞いでいます。

あなたは言いました。
「またか!
誰だこんなところに、こんな大きな岩を置きやがったのは!!」
と、

そうやって、文句を言いながら、ブツブツ言いながら、
また、時間をかけてその岩を避けてその先へ進もうとしています。

同じように、
その岩がなくなることはありませんでした。
あなたはいつしか、その岩がそこにあることも当たり前になっていました。

気がつくと、1時間で到着する道のりを、
あなたは毎日、
いくつもの通行を邪魔する岩を避けながら歩くので、
3倍の3時間程度かけて歩いていました。

もうお分かりですね。

最初に存在しなかった『岩』を景色にしてはいけない!

そうです。
この通行を邪魔する岩は、
あなた自身の『問題』です!

最初にその岩を自分の問題だと気がついていれば、

自分でその岩を道から退ける行動をしていればよかったのです。

誰かのせいにして、
誰かが退けてくれると勘違いして、
ずっと、邪魔だなぁと感じているのに、
自分自身で手をつけないでいるから、

結果それを避けて通らなければいけない

しかし人間は、いつの間にか忘れる生き物です。
そして、いつの間にか、慣れる生き物です。

だから、その岩を避けて通らなければいけない
遠回りしないといけないことが、「当たり前」になったのです。

結果、人生の時間を無駄に使っていることになるのです。

わかりますか?

問題が問題ではないのです!
問題を通過させている自分が問題なのです!

私たちの周りにもそんなことがたくさんあります。

サロン(職場)でもあるはずです。

初めは、おかしいなあ!問題だなあ!
と違和感を感じていたはずなのに、

それを自分の問題ごとにせず、
周りが誰か解決してくれるだろうと
捉え違いをしていると、
結果いつまで経っても解決なんかしません!

そして、その問題はいつか風景に変わっています。

問題を自分で解決するから
私たちは、『成長』するのです。

問題を解決することで人は『成長』できる!

いつも、人任せ、人のせい、人頼み、
をしていては、全く成長なんかしません。

上司であれば、部下の問題を解決してあげることが優しさではなく、

本人に、自分の問題として気づかせてあげることが、本当の優しさです。

お店の接遇接客や、
お店のクリーンネスも、

毎日そこで働いていると、なんだか当たり前になりますね。

初めのうちは、みんなで分担して責任を持って、
お客様のために綺麗にしていたのに、
毎日の日常の中で、いつしか手抜きを覚え、
曖昧になり、人任せをしてしまう。

そうすると、駐車場からお店に入るまでの導線に、
雑草が生えていたり、ゴミが落ちていたりしても、
サロンのスタッフは誰も気が付かないようになります。

気にしているのは、お客様だけです。

人は忘れる生き物です。
人は慣れる生き物です。

だから、定期的に点検日を設け、
初めに決めたこととブレていないかを確認し、

自分達が問題だと捉えていたことをそのままに放置していないかを
振り返ることが必要ですね。

そして、常に職場や日常の中で「おかしい」と感じた問題を、
他人ごとにせず、
「自分の問題」として捉えられる癖を身につけましょう!

そうすることで、
結果、自分の歩く道に障害物は無くなり、
最短で、目的地へ到達することができるのです!

日常の中で、自分の思い通りにいっていないこと、
思い通りに進まないことなどがある場合は、

どこかに自分が通過させてきた過去の問題を放置しているに違いありませんね!

【問題が問題ではない!問題を通過させている自分が問題なのだ!】

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
人時生産性を2倍にした高単価メニューの仕組み